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【上場企業の約7割が課題】サクセッションプラン構築ガイド

1.サクセッションプランとは    
サクセッションプラン(後継者育成計画)とは
企業の重要な役割や業務(例:社長、役員、事業部長など)における
後継者候補を選定・可視化・育成し、組織の持続的成長を支えるための計画的な人材育成プロセスです。

従来の人材育成が社員全体を対象とするのに対し、サクセッションプランは経営戦略に基づき、
重要な役割を担う後継者候補を選抜・育成する点が特徴です。

サクセッションプランの全体像
サクセッションプランは、対象ポストや要件の決定から始まり、必要条件に基づいて後継者候補を抽出します。
その後、多様な人材情報を総合的に判断して候補者を検討・決定します。
さらに、育成計画の立案・実行や選抜研修、タフアサインメント※を含む異動配置を通じて候補者を育成・配置し、
最終的には対象ポストへの登用や候補者の見直しを行うプロセスです。
※タフアサインメントについては「4.サクセッションプラン設計のポイント(3)」を参照ください


 
2.サクセッションプランの重要性  
次世代リーダーの取り組みを課題に感じる企業は 70%以上
日本経営協会「人材白書 2023」によれば、「人材開発において直面している問題」に対して、
1 位は「次世代リーダー層の人材不足」(49.5%)、2 位は「管理職の人材不足」(37.2%)でした。
企業において、「次世代リーダー」は喫緊の重要課題です。
出典:『人材白書 2023』を WEB 公開 人材開発の課題では「若手の定着率の低さ」と「コア人材の流出」が浮き彫りに






3.サクセッションプランでよくある課題  

<(1)サクセッションプランの成功を阻む要因【人事】>
サクセッションプランにおける課題:後継者候補の「質」と「量」
三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング「経営人材サクセッションプラン(後継者計画)に関するサーベイ」によって、
サクセッションプランにおける課題が明らかになりました。



●後継者となる候補者の「質」と「量」に課題感
多くの企業が後継者候補に関し、質・量ともに課題を抱えており、
「将来の経営候補人材が社内にいるか不安な現状」がうかがえます。
●役員やポジション別のポスト要件が曖昧
ポスト要件(ジョブディスクリプションや人材要件※)が整備されておらず、
属人的な昇格運用になっている恐れがあります。

※「ジョブディスクリプション」は職務内容、責任範囲、必要なスキル・資格・経験を具体的に記述した文書です。

一方の「人材要件」は、リーダーシップ、コミュニケーション能力、戦略的思考力など、職務遂行に必要な個人の能力や資質を指します。


          



<(2)サクセッションプランの成功を阻む要因【システム面】>
サクセッションプランの運用に欠かせない「システム」における課題
サクセッションプランにおいては人事データを集約するシステムの活用が不可欠です。
しかし、システムを導入していない、導入していても適切に活用できていない、という現場は多く見られます。
システムの課題においては、以下の 2 つが挙げられます。



4.サクセッション設計のポイント 

<(1)キーポストと人材要件の設計>
サクセッションプランでは、対象ポストと各ポストに必要な人材要件の明確な設計が重要です。


<(2)対象ポストの候補者選定と管理>
キーポストを設計したら、次は対象ポストごとの候補者選定と適切な管理が求められます。
本社では部長~本部長、グループ会社では本社役職に対応する役職者を対象に、各ポストの候補者選定と管理を行います。

候補者の選定・管理に有効な「リスト方式」と「プール方式」
例えば組織の規模や事業展開に応じて、上位ポジションにはリスト方式、中堅層にはプール方式併用など、
自社の状況に適した方式を選択することが重要です。


※“Ready Now” や “Potential” などの区分は、あくまで一例です。区分は、BCP 枠や女性管理職候補者枠など、会社によって多様です。
※“Ready Now” や “Potential” のすべての項目で 0 名の場合は候補者なしとして外部採用を検討します。

<(3)育成計画の立案・進捗管理とサクセッサーの異動・配置>
育成計画の立案・進捗管理
サクセッションプランの育成計画では、候補者がポジションに求められるスキルや能力を確実に身につけるための計画立案と進捗管理が重要です。

育成に有効な “経験のない業務分野” への異動・配置
サクセッションにおける異動・配置は、多様な経験を通してリーダーシップや責任感を育み、将来を担う人材育成に重要です。
特に、経験のない業務分野への異動・配置は、社員の能力を超える挑戦的な職務を与える「タフアサインメント※」として、
困難な状況への対応能力や問題解決能力を向上させる機会となります。
育成意図を明確にすることで、従業員の能力開発、モチベーション向上、組織活性化などの効果が期待できます。


5.サクセッションプランの運用成功に向けて 
サクセッションプランの運用には、タレントマネジメントシステムを活用し、効率的かつ継続的な施策の実施と改善が重要です。

システムを通じた効率的な運用
タレントマネジメントシステムを活用することで、効率的なデータ収集・分析、ポスト側・社員側の両面から
サクセッションプランの運用が可能です。例えば、各ポストの候補者の状況(充足率・準備率)や育成進捗などをリアルタイムで確認できます。
また、候補者の育成や異動・配置の効率化から、データに基づく意思決定の高度化も可能です。

継続的な運用を通じた施策改善サイクル構築
候補者の育成のため、具体的なフォローやアクション、改善のための施策検討や施策の実行状況をモニタリングできる仕組み作りが必要です。


6.サクセッションプランならタレントパレット 
<(1) サクセッションプランにおける、タレントパレットの活用例とSTEP>


<(2)コンサルティングサービスのご提供>
お客様のニーズに合わせたサクセッションプランを提案し、タレントパレットでその運用が完結するよう支援します。
階層別・ポスト別要件の設計・登録、ポスト側・人材側の両面から運用をサポートすることに加え、
施策実行状況をモニタリングできる仕組み作りも支援します。

「サクセッションプランをどのように進めれば良いか分からない」といったお客様には
下記のように全体方針の作成からシステム実装までご支援することも可能です。


<(3)タレントパレット導入企業の他社事例>


今回ご紹介したサクセッションプラン及び、
サクセッションプランを実施する際に活用するデータ収集などの
フェーズからご支援することも可能でございます。

まずはお気軽にサポートやコンシェルジュ宛てにお問合せください!
サポートお問い合わせ先:https://jmp.c-rings.net/pacfaq/talent

おわりに            
いかがでしたでしょうか。
是非タレントパレットを活用し、サクセッションプランを
実施いただけますと幸いです。

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