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第6回タレパレコミュニティin OSAKAのレポートを公開しました!


大変好評いただいておりますタレパレコミュニティ in OSAKAも今回で第6回目を迎えました!
今回は、タレントパレットの活用事例の共有や交流会に加え、導入企業様と弊社担当者とのトークセッションも実施いたしました!
大阪らしい温かい雰囲気のなかで、ご担当者様同士のつながりがさらに深まるようなイベントになりましたので、その当日の様子をレポートしていきます。
 

第1部 ご登壇企業様ご講演

ご登壇企業 株式会社GSユアサ 様


【会社紹介】
株式会社GSユアサは、2004年に日本電池株式会社とユアサコーポレーションが合併して誕生した蓄電池メーカーで、その歴史は約100年にのぼります。
自動車用・産業用バッテリーをはじめ、EV向けバッテリーや宇宙・航空機・潜水艦まで幅広い分野に製品を展開しております。

当日は人事部門渡邉様・勝平様より、
タレントパレット導入の背景、現在の取り組み内容、今後の展望についてお話をいただきました。

タレントパレットの導入経緯について

GSユアサ様は、人事部基本方針として「社員一人ひとりの個性・能力を尊重し、生き生きとやりがいを持てる環境を提供すること」を掲げております。
その実現に向けた事業戦略との連動として、
「事業部門の方針に沿った人材の発掘・配置・育成の実現」をテーマに取り組んでいます。
タレントパレット導入以前は、人材データがExcelや紙など複数の場所に点在しており、それらを一元的に集約・活用することが難しいという課題を抱えていました。
こうした課題を解決するために、タレントパレットの導入に踏み切りました。

タレントパレット活用のロードマップ

導入にあたってはロードマップを策定し、段階的に機能を拡張しております。

▼ステップ1:データの集約・見える化
まずはキャリアの棚卸しを目的として個人情報の可視化に着手しました。
上司のみが閲覧していた個人情報を本人にも開示できる仕組みをメンバ実感モニタ機能を活用して整備。
社内情報のデータ入力を進め、情報の一元管理基盤を構築しました。あわせてスキルの導入も進めています。

▼ステップ2:データ活用の高度化
現在は人事異動に関するシステム連携も推進中です。
複数のシステムを組み合わせながら、タレントパレットをデータ活用の中核に据えた仕組みづくりを進めています。

▼ステップ3:人材の最適配置の実現
将来的には、蓄積したデータをいわゆる「職務経歴書」のように活用し、
個人の能力・適性を可視化した上で最適な配置を実現することを目指しています。
また、スキル管理のデータを基に個人の能力開発も行えるような仕組みの構築を目標としています。
 

各機能の活用事例

① 社内公募(Job Challenge)
社内公募制度は「Job Challenge」という名称で運営されており、今回で5回目を迎えています。
個人のチャレンジを主体的にサポートすることを目的とした制度で、社員が自律的にキャリア形成を行えるよう支援しています。

・実施スケジュール:年1回(7月に求人を募集し、8月からエントリー開始。最終マッチング成立後、翌年4月に異動)。
・運用の流れ:
各部門の管理職が求人を登録し、関心のある社員がエントリーする形式です。
人事はあくまでサポート役に徹し、書類選考・面接はそれぞれの部門が主体的に実施しています。  
タレントパレットで完結できない一部の工程については、SharePointを組み合わせて運用しており、今後はステータス管理なども含めてさらなる機能活用を検討しています。  

② キャリアデザインシート
ミッション機能を活用したキャリアデザインシートは、昨年(前年)8月より開始し、現在2回目を迎えています。
毎年8月を「キャリアの棚卸し期間」と位置づけ、全社員がキャリアについて振り返る機会を設けています。

・運用の内容:
シート上では職務経歴、希望するキャリア、保有資格・免許などを社員が自己申告として登録します。
シートを提出後、上司との面談を実施。
その面談結果もシートに反映した上でタレントパレットに取り込み、人材検索・分析機能を活用することで、
異動希望・保有資格・過去の業務経験などを組み合わせた人材のマッチングに活用しています。

③ 入社手続きのオンライン化
採用マイページオプションの「労務管理」機能を活用し、今年4月より運用を開始しました。

・導入以前の課題:
内定者に対して手続き書類一覧をメールで送付し、印刷・記入・スキャン・メール返送という煩雑なプロセスが発生していました。
特に内定者自身で印刷・スキャンが余儀なくされるなど、双方にとって大きな負担となっていました。

・導入後の変化:
タレントパレットの入社手続き機能を活用することで、内定者がオンラインで書類のアップロードや必要事項の入力を完結できるようになりました。
また、登録内容はそのままタレントパレットのデータとして引き継がれるため、
入社後のデータ管理の効率も大幅に向上しています。

第2部 アルムナイトークセッション

第2部は、実際にアルムナイ制度を導入・タレントパレットにて運用されている「マルホ株式会社 上杉様」をゲストに迎え、
プラスアルファ・コンサルティングの來山・朝倉の2名がファシリテーターを務めるトークセッション形式で実施しました。

ゲスト企業 マルホ株式会社 様


【会社紹介】
マルホ株式会社は、皮膚疾患に特化した医療用医薬品を手がける製薬会社です。
タレントパレットは2024年12月よりご利用をいただいております。

アルムナイ制度導入の背景

上杉様より、アルムナイ制度(ウェルカムバック制度)を導入するに至った背景をお話しいただきました。
採用活動において、従来はエージェント頼みの手法が中心でしたが、それだけでは限界があると感じるようになったそうで、
アルムナイ採用やリファラル採用など、多様な採用手法を整備することが課題となっていました。
製薬業界という特性上、同業界内での転職が比較的多いため、退職した元社員が戻りやすい土壌があるという点も導入を後押しした要因のひとつです。
また、以前から「カムバック制度」に類する再雇用の仕組みが社内に存在していたものの、あまり活用されていなかったという経緯がありました。
そこで対象範囲を広げ、より活用しやすい「ウェルカムバック制度」としてリニューアルする形で展開を進めています。

具体的な取り組み内容

① ウェルカムメッセージの発信
退職者に対して「ウェルカムバック」というメッセージを発信しています。
退職時点でポジティブな接点を作ることで、退職後も良好な関係性を維持する土台を整えています。

② 定期的なイベント開催
年に1回程度、オンラインまたは対面でアルムナイ(退職者)を集めたイベントを実施しています。
頻度を上げすぎると参加者の負担になるため、「できるだけゆるく」つながりを維持することを意識しています。
イベントでは近況報告の場を設けたり、在籍者とのカジュアルな交流機会を提供しています。

③ 情報発信による接点維持
会社からのプレスリリースや新製品情報などをアルムナイの方々に届けることで、常に会社の存在を意識していただける状態を作っています。
「記憶の片隅にい続けてもらう」ことを大切にした運用です。

④ アルムナイ同士のコミュニティ形成
アルムナイ同士がゆるくつながれるコミュニティの形成も進めています。
会社側からの一方的な発信だけでなく、退職者同士の横のつながりを育てることで、コミュニティとしての求心力を高めています。

タレントパレット活用のポイント

タレントパレットのアルムナイ管理機能を選んだ理由として、以下の点が挙げられました。

・情報のシームレスな連携
在籍者情報と退職者情報をシステム上でスムーズにつなげられる点が大きなメリット。
退職後も対象者のデータを継続して管理できます。
・コスト面の優位性
別途専用のアルムナイ管理システムを契約すると相応のコストがかかりますが、タレントパレット内で完結できることでコストを抑えられます。
・登録者への負担軽減
アルムナイへの登録・情報更新をできるだけシンプルにし、利用者側の手間を最小化することを意識しています。

運用上の課題と工夫

アルムナイに登録はしたものの、その後ほとんど活用しない方も一定数いるという課題があります。
積極的に活用いただける「アンバサダー的な存在」の方々に働きかけ、イベントや発信の場で積極的に巻き込んでいくことが有効だとお話しいただきました。

【会社側からではなくアルムナイ側からの発信】
「会社から連絡が来た」という感覚よりも、「すでに登録している元同僚から声をかけてもらった」という形の方が受け取り側の反応が良い傾向があります。
アルムナイ自身を巻き込んで仲間を増やしていくクチコミ的なアプローチが、コミュニティの自然な拡大につながっています。

【運用体制】
現在は人事担当1名が、新卒採用担当と兼務する形でアルムナイ制度の運営を担っています。
小さな体制でも運用できる仕組みの構築が重要なポイントとなっています。

今後の展望

上杉様が目指す将来像として、アルムナイネットワークを単なる「再入社候補者のプール」にとどまらず、
ビジネスパートナーとしての関係づくりに発展させることを展望されています。
参考にしているのは、第一三共株式会社が展開する「イノベーションコード」という取り組みです。
「現在こういう技術課題を抱えているが、該当する技術をお持ちの方はいますか?」
「このプロジェクトに一緒に取り組める方はいますか?」といったオープンイノベーション的なつながりを、アルムナイネットワークを通じて実現することを目指しています。

以上が第2部トークセッションの内容です。

アルムナイ制度はまだ取り組み途上の企業も多く、「ゆるくつながり続ける」というマルホ様のアプローチは、
参加者にとって具体的かつ実践的なヒントとなりました。

主催社講演・交流会

主催者講演を経て、以降は交流会の時間となります。
タレントパレットをご利用しているユーザー同士の意見交換や交流を行いました。
(トークテーマ例:①ご利用中の機能②タレントパレットのここが好き!③タレントパレットの会社での立ち位置④今後行いたい施策など)

前回同様、交流会途中での席替えを行い、様々な業種のご担当者様と交流を深めることができました。


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